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サーモで確認する影の影響について

更新日時

平成27年11月27日

技術情報

今回はサーモカメラによる点検の有効性、実際の使用した所感について書こうと思う。

 

現場に精密機械の類は厳禁である。

水気や塵埃、精密機械の嫌いな要素が多分にあり、最悪故障を招く恐れがあるからだ。また精密さを守る為、収納する箱も緩衝材が周りを取り囲むような構造なので、どうしても大きくなってしまうのも仕方ない。

梯子を昇るのも邪魔になり、使用して戻ってきてからは手入れをしないと高級な割には直ぐに壊れそうと手間がかかる。

現場と精密機械・・・相反するものであり、現場で使用するには中々面倒だと個人的には感じている。

 

だが、温度を可視化する方法としては秀逸で、現状この精度でハンディタイプのカメラであれば、大変有効であると考える。

勿論、目視も併用しながらではあるが、発熱が沈静化した程度の酷い焼損後のものは目視で、そうではない発熱中のものはサーモで検査する事により、暴露試験に近い形で判断が可能となるのは費用対効果としては大きい。

 

余談ではあるが、そしていつの間にかスタッフからサーモは畏敬の念を持って「お嬢」と呼ばれるようになった(笑)

 

冗談はさておき、画像はある現場で撮影したサーモの画像である。

 

右側の温度表示バーの隣に避雷針があり、パネルには影が掛かっているのだが画像下部は避雷針の輻射熱の映り込みであり、影ではないので問題は無い。

 

実際の影は判断しにくいとは思うが、パネルの下から3段目、右下より中央上部にかけて影があるのだが、その部分に不均一な温度変化があり、これが問題になってくるであろう対応が必要な所となる。

 

建築基準法上、避雷針の設置は必要であり仕方のないのも理解は出来るが、もう少し遠くにあればと恨めしそうに避雷針を眺め、現場を後にした。

 

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